クレジットカードの支払い方法はいろいろ

どの方法が適用されるかは、取引の内容次第

クレジットカードを使って通販で商品を購入したりVISAやJCBに加盟している店舗で支払いをする時、支払う方法を選ぶことが可能です。数百円～数千円程度ならそのまま一括で支払うことが多いと思いますが、数万～数十万する家電製品等の高額な商品を購入する場合、まとまってお金を払うことができないのであれば商品の代金を分割して支払うのが一般的です。以前よりも普及しているクレジットカード所持者が増えてそれだけ利用者も増えている今、分割払いというクレジットカードのメリットを最大限に利用すべきでしょう。

一度に払うか分割で払うか

クレジットカードを使った支払いは”分割しているかどうか”によって、二つに分かれます。一度の支払いでどの程度負担するか、また支払う期限はいつまでか、といった内容にも関係してくるので、カードを利用して精算するときは支払い形態による精算方法についてきちんと把握しておきましょう。購入をする商品や購入をする店舗によっては支払い形態を選べない場合もありますので、分割の予定で購入して一括しか出来ないと言うような事がないように気を付けましょう。

一番単純。一括払い

一括払いはクレジットカードの精算方法の中でも一番分かりやすいく、また一番利用されている方法です。クレジットカードが世に出た頃はこの一括払いしかできず、カードによる精算で商品購入の代金が一括で取引している銀行から引き落としされる仕組みでした。今ではまず一括で払うか分割で払うかを選択できるので（もちろん購入した商品や精算する店舗にもよります）、クレジットカードはより利用しやすいツールとなったのは言うまでもありません。

分割払い

一括が一度に払う形態なら、分割はその名称の通り分割して支払う形態です。例えば10万円の商品を購入した場合、10回の分割払いにした場合には利子を計算して月に約1万程度支払い、それを10ヶ月繰り返すことで完済となります。分割払いには必ず利子が発生するので、一括払いに比べると商品代金の5～10%程度余分にお金を消費することになります。お金に余裕があるのであれば分割にするより一括払いにするほうがトータルの代金は少なくて済みます。

よく耳にするリボ払い

リボ払いは正式にはリボルビング払いであり、毎月設定された金額を支払う義務が生じる分割形態のことです。例え毎月に数十万の買い物をカードで済ませても毎月の支払い額が一定、という特徴があります。利用した金額が完済するまで毎月一定の金額が引き落としされるため、例え毎月の徴収金額が低くとも安易な利用は厳禁です。カードの中にはリボ払い専用の物もあり、分割支払いが自動でリボ払いになるタイプとなっています。

リボ払いから派生したフレックス払い

フレックス払いは前述のリボ払いから派生した利用形態で、カード会社が毎月一定の金額を設定するリボ払いに対し、フレックス払いはカード会社が設定した金額の最低額以上であれば利用者が自由に返済額を選べるタイプとなっています。リボ払いはカード会社が一方的に金額設定しますが、フレックスは最低額が決まっているとはいえ、ある程度返済額に融通が利くのでリボ払いよりも利用しやすい形態と言えます。

クレジットカード支払い方法まとめ

現在主流となっているのは一括と分割で、フレックスやリボ払いは以前に比べると大分見かけなくなりました。インターネットを使った通販が市場をにぎわしている今、クレジットカードによる決算も珍しい物ではなくなり、今ではカードを持っていて当たり前の風潮となっています。カードによる支払いは一括・分割どちらとも利用者にとって便利な利用形態なので、どのように支払うか、どの支払い形態にするかを事前にチェックしておいて、無理のない返済・決済でカードを利用しましょう。